Wecyclers
ゴミの重さを、生活必需品に換える
課題
ラゴスでは、ごみの多くが回収されないまま水路や空き地に積もっていきます。 同社によれば、創業当時に回収されていたのは街のごみの4割ほどでした。 回収車の入れない路地の奥で、ごみは重く、価値のないものとして放置されていました。
アイデア
MITで学んだビリキス・アデビイ=アビオラが2012年に始めたWecyclersは、回収を「取りに行く」ものに変えました。 カーゴ自転車が路地を回り、家庭からペットボトルや缶、古紙を戸別に集めます。 重さに応じてポイントが貯まり、現金に換えられます。 ごみを出すことが、家計の小さな収入になりました。
結果
登録世帯は2万を超え、回収の足は自転車から三輪車やトラックへ広がっています。 ネスレやユニリーバといった企業も回収網の拡大を支え、2019年にはベルギーのキング・ボードゥアン アフリカ開発賞を受けました。
リサーチの視点
ごみが放置されるのは、住民の意識の問題ではなく、拾う動機と手段がないからです。 Wecyclersは自転車という軽い道具とポイントという軽い報酬で、回収を日常の習慣に変えました。 重いインフラを待たずに始める設計として収録しました。
- MODEL
- ごみを製品に変える
- THEME
- 持続可能 / インクルーシブ
- SOURCE
- wecyclers.com ↗
- 最終確認
- 2026.08.05