タンザニア2013–

Ubongo

教育アニメを、アフリカ全土の家庭に届ける

課題

アフリカでは、学校の外に教育がなかなか届きません。 教材は高く、教員は足りず、家庭の言葉に合ったコンテンツはさらに希少でした。 一方で、テレビとラジオと携帯電話は、多くの家庭にすでにあります。

アイデア

2013年にダルエスサラームで生まれたUbongoは、学べるアニメを「すでにある電波」に乗せました。 幼児向けの「Akili and Me」、学齢期向けの「Ubongo Kids」を現地の言葉で制作し、テレビとラジオでは無料で流します。 収益は広告や共同制作、ライセンスといった周辺で立てる設計です。 無料の放送が入口になり、家庭の支払い能力に関係なく届きます。

結果

公式サイトによれば、番組は週に6,700万を超える世帯に届いています(2026年時点の表記)。 視聴した子どもは算数で24%、識字で13%の伸びを示したという調査もあり、2021年にはユネスコのICT教育賞を受けました。 レゴ財団からは2,780万ドルの大型助成も得ています(報道)。

リサーチの視点

教育の壁は、内容より「届ける費用を誰が払うか」にあります。 Ubongoは無料の放送で届ける費用を溶かし、支払いの壁を設計から外しました。 新しいインフラを建てず、ある電波を使い切る実例として収録しました。

MODEL
払い方を変える
THEME
インクルーシブ / ソーシャルグッド
SOURCE
ubongo.org ↗
最終確認
2026.08.05

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