日本2018–

TABETE

閉店間際の食事を「レスキュー」という体験に変える

課題

日本の食品ロスは年間およそ461万トン。約半分は事業者から出ています(2024年度・国の推計)。 閉店間際の棚に残った食事は、まだ食べられるのに、時間切れで廃棄に向かいます。 値引きしても売り切れない。捨てる作業は、作った人の心も削ります。 「もったいない」を受け止める仕組みが、店の外にありませんでした。

アイデア

TABETEは、売れ残りそうな食事を店がアプリに出品し、ユーザーが買って引き取りに行く仕組みです。 運営するコークッキングは、この購入を「レスキュー」と呼びます。 値引き品を買うのではなく、店を助けに行く。 「おいしく食べてほしい」というつくり手の思いを、最後の一食まで届ける体験として設計されています。

結果

2018年の開始から、登録者は約100万人、参加店舗は約2,900に広がりました(2024年10月時点)。 ホテルのビュッフェや駅ナカに広がり、品川区など自治体との連携協定も結ばれています。 閉店前の店先に、廃棄とは別の出口ができました。

リサーチの視点

廃棄の削減は、義務として語ると重くなります。 TABETEは最後の一食に「レスキュー」という名前を与え、買うことを小さな救援活動に変えました。 言葉の設計が行動を変える、という実例として収録しました。

MODEL
捨てずに使い切る
THEME
持続可能 / ソーシャルグッド
SOURCE
tabete.me ↗
最終確認
2026.08.01

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