インド2015–

StoryWeaver

絵本を、誰でも翻訳・出版できるようにする

課題

インドでは、学年相応の読解力を持たない子どもが半数にのぼるという調査があります。 本に出会えない手前に、自分の言葉で書かれた本がそもそもない、という壁があります。 出版は市場の大きい言語に集中し、小さな言語の子どもたちは置き去りにされてきました。

アイデア

出版NPOのプラサム・ブックスは2015年、絵本のつくり方ごと開放するStoryWeaverを始めました。 絵本はクリエイティブ・コモンズで公開され、誰でも無料で読み、翻訳し、絵を組み替えて新しい物語をつくれます。 翻訳するのは出版社ではなく、教師や親、NGOの現場の人たちです。 話し手が200人ほどとされるトト語や、文字を持たなかった言語にも、初めての絵本が生まれました。

結果

開始時に24言語・800冊だった棚は、公式サイトの表記で380を超える言語、6万7千の物語に育ちました。 プラットフォームの言語の6割超は先住民の言語だ、という分析もあります。 本を「配る」のではなく、翻訳の権利ごと手渡した結果です。

リサーチの視点

本を配る支援は、配った冊数で止まります。 StoryWeaverは出版の道具と権利ごと手渡し、本棚が現地で増え続ける仕組みにしました。 作り方ごと配ると言語の数だけ棚が育つ、という実例として収録しました。

MODEL
作り方ごと配る
THEME
インクルーシブ / ソーシャルグッド
SOURCE
storyweaver.org.in ↗
最終確認
2026.08.05

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