日本2018–

ソーシャルグッドロースターズ

障がいのある人の焙煎を、誇れる仕事に変える

課題

福祉作業所の仕事は、単純作業と低い工賃の組み合わせになりがちでした。 「支援される場」であることが、仕事の質と誇りの上限になっていました。

アイデア

2018年、千代田区と一般社団法人ビーンズが協同で開いたソーシャルグッドロースターズは、就労継続支援B型のロースタリーカフェです。 神田錦町の店には、世界大会で使われる焙煎機とエスプレッソマシンが並びます。 障がいのある人は、専門技術を持つバリスタや焙煎士の指導員のもとで、抽出、接客、焙煎、豆の選別と業務を回りながら腕を磨きます。 支援の場ではなく、専門職が育つ現場としての設計です。

結果

コーヒーはスペシャルティの品質で評価され、JR上野駅のエキュートにも店を開きました。 2020年度にはグッドデザイン賞を受けています。 公表されている工賃は時給200円から始まり、フルタイム後は300円。B型の全国平均時間額を上回る水準です。

リサーチの視点

働く人の誇りは、任される道具と仕事の本気度に宿ります。 ソーシャルグッドロースターズは福祉の現場に世界基準の道具を持ち込み、「支援される場」を「価値を生む店」に裏返しました。 仕事の質から福祉を設計し直した実例として収録しました。

MODEL
働く場をつくる
THEME
インクルーシブ / ソーシャルグッド
SOURCE
sgroasters.jp ↗
最終確認
2026.08.01

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