Shanga
捨てられたガラス瓶を、障害者の仕事に変える
課題
タンザニアの観光都市アルーシャでも、障害のある人が働ける場所はごくわずかでした。 一方で、街にはガラス瓶や布の端切れといった廃材があふれています。 使われない手と、使われない素材が、別々に眠っていました。
アイデア
2007年、アルーシャで始まったShangaは、スワヒリ語で「ビーズ」の意味です。 聴覚や身体に障害のある職人たちが、廃ガラスを吹きガラスの器に、端切れを織物やアクセサリーに作り替えます。 工房はサファリの拠点であるコーヒーロッジの敷地にあり、見学は年中無休で無料。 訪れた旅行者は手話のレッスンも受けられ、買い物がそのまま雇用の応援になります。 2017年からは、ロッジを営むElewanaグループの一員です。
結果
工房では数十人の障害のある職人が働き(公式サイトの記載は34〜50人超と幅があります)、製品はロッジの店から世界へ渡っています。 2025年には、トリップアドバイザーの「Travelers’ Choice」にも選ばれました。
リサーチの視点
観光は、土産物を売る場である前に、出会いの動線です。 Shangaは工房を観光の通り道に置き、障害のある人の仕事を「見て、話して、買う」体験に変えました。 働く場と観光を掛け合わせた実例として収録しました。
- MODEL
- 働く場をつくる
- THEME
- 持続可能 / インクルーシブ
- SOURCE
- shanga.org ↗
- 最終確認
- 2026.08.05