カナダ2013–

Plastic Bank

拾ったプラスチックごみを、お金に換える

課題

海に流れ込むプラスチックの多くは、廃棄物の回収が追いつかない地域から出ています。 そこに暮らす人々にとって、ごみを拾うことは収入になりません。 拾う理由がなければ、ごみは拾われないままです。

アイデア

2013年にデビッド・カッツが始めたPlastic Bankは、プラスチックごみをお金に換えられるものにしました。 回収拠点に持ち込まれたプラスチックは、現金や生活必需品、アプリ上のデジタル報酬と交換されます。 取引はブロックチェーンで記録され、回収の履歴がそのまま価値の証明になります。 再生材は「ソーシャルプラスチック」として企業へ販売され、SCジョンソンをはじめ500を超える企業が製品に取り入れています。

結果

展開はフィリピン、インドネシア、エジプトなど6カ国。 公式サイトによれば、回収に携わるメンバーは約7万人、累計の回収量は2億kgを超えました。 拾う人の手に対価が渡り続ける限り、回収は止まりません。

リサーチの視点

環境の問題は、しばしば貧困の問題と同じ場所にあります。 Plastic Bankはごみに値段をつけることで、海を守る行為と暮らしを立てる行為を一致させました。 ふたつの課題をひとつの取引で結んだ設計として収録しました。

MODEL
払い方を変える
THEME
持続可能 / ソーシャルグッド
SOURCE
plasticbank.com ↗
最終確認
2026.08.05

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