Plastic Bank
拾ったプラスチックごみを、お金に換える
課題
海に流れ込むプラスチックの多くは、廃棄物の回収が追いつかない地域から出ています。 そこに暮らす人々にとって、ごみを拾うことは収入になりません。 拾う理由がなければ、ごみは拾われないままです。
アイデア
2013年にデビッド・カッツが始めたPlastic Bankは、プラスチックごみをお金に換えられるものにしました。 回収拠点に持ち込まれたプラスチックは、現金や生活必需品、アプリ上のデジタル報酬と交換されます。 取引はブロックチェーンで記録され、回収の履歴がそのまま価値の証明になります。 再生材は「ソーシャルプラスチック」として企業へ販売され、SCジョンソンをはじめ500を超える企業が製品に取り入れています。
結果
展開はフィリピン、インドネシア、エジプトなど6カ国。 公式サイトによれば、回収に携わるメンバーは約7万人、累計の回収量は2億kgを超えました。 拾う人の手に対価が渡り続ける限り、回収は止まりません。
リサーチの視点
環境の問題は、しばしば貧困の問題と同じ場所にあります。 Plastic Bankはごみに値段をつけることで、海を守る行為と暮らしを立てる行為を一致させました。 ふたつの課題をひとつの取引で結んだ設計として収録しました。
- MODEL
- 払い方を変える
- THEME
- 持続可能 / ソーシャルグッド
- SOURCE
- plasticbank.com ↗
- 最終確認
- 2026.08.05