アメリカ2003–

Open Source Ecology

暮らしに要る機械の設計図を、無料で公開する

課題

文明を支える機械は、買うほかに手に入れる方法がありませんでした。 高価で、直せず、設計は閉じたまま。 自給的な暮らしやコミュニティづくりは、道具の段階でつまずきます。

アイデア

2003年、物理学者マルチン・ヤクボウスキが始めたOpen Source Ecologyは、「小さな文明に必要な50の機械」の設計図をオープンソースで公開する構想を掲げました。 ミズーリ州の農場を拠点に、トラクター「LifeTrac」や圧縮土ブロック機などを実際に作り、図面と作り方を公開しています。 土のブロックと太陽光で暮らす住宅「Seed Eco-Home」や、4年制の実地教育プログラムにも広がりました。 50の機械はいまも道半ばで、完成は2028年を目標に掲げています。

結果

2011年のTEDトークは構想を世界に広げ、TIME誌の注目発明にも選ばれました。 図面は第三者の手でも再現され、24人のクルーが5日で家を建てた記録も残っています(公式wiki)。

リサーチの視点

自立の最初の壁は、才能でも土地でもなく、道具の値段と閉鎖性です。 Open Source Ecologyは、文明の道具箱そのものを公共財にするという途方もない実験を続けています。 未完成であることも含めて、作り方を配る思想の原点として収録しました。

MODEL
作り方ごと配る
THEME
持続可能
SOURCE
opensourceecology.org ↗
最終確認
2026.08.05

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