オーストラリア2012–

Open Food Network

産直の仕組みを、ソフトごと無償で配る

課題

産直やファーマーズマーケットを始めたい人たちは、いつも同じ壁に当たります。 注文と決済、生産者ごとの精算を回すソフトが、高すぎるか、巨大プラットフォームへの依存か、の二択でした。 食の流通を地域に取り戻すには、道具から自前にする必要がありました。

アイデア

2012年にオーストラリアで生まれたOpen Food Networkは、産直のオンラインマーケットプレイスをオープンソースで開発しています。 コードは公開され、各国のローカル団体が誓約に署名して加盟し、自分の国のOpen Food Networkを自律運営します。 利用料の決め方も国ごとです。豪州版では月商の小さな事業者は無料で使えます。 中央の財団は開発を支えますが、支配はしません。

結果

ソフトは2,500を超える事業者に使われ、展開は15〜20カ国(公式サイトの表記に幅があります)。 英国版だけでも、2025年に約350の事業者が新たに加わりました(英国公式)。

リサーチの視点

地域の食の自立は、理念より「精算を回す道具」の有無で止まります。 Open Food Networkは道具をオープンソースの公共財にし、運営の主権を各国の現場に残しました。 インフラを配り、所有させる連合の実例として収録しました。

MODEL
作り方ごと配る
THEME
持続可能 / ソーシャルグッド
SOURCE
openfoodnetwork.org ↗
最終確認
2026.08.05

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