ベトナム1999–

KOTO

レストランの売上で、路上の若者に手に職を渡す

課題

1990年代のハノイには、路上で日々をしのぐ子どもや若者が大勢いました。 食べものやお金を渡す支援は、その日を越えさせても、次の日を変えません。 1996年にベトナムへ戻ったジミー・ファムは路上の若者たちの支援を始め、9人の若者とともに開いた小さなサンドイッチ店が、1999年、KOTOになりました。

アイデア

KOTOは、ベトナム初の社会的企業を名乗るレストラン兼学校です。 恵まれない環境にある18〜24歳の若者を受け入れ、住まいと食事は無償。24カ月の訓練で調理と接客、420時間の英語、暮らしの技術を身につけます。 教室は本物の店です。ハノイのレストランでは、訓練生がつくり、訓練生が運びます。 名前の由来は「Know One, Teach One」。ひとつ知ったら、ひとりに教える。 卒業生の多くがメンターとして残り、次の世代を教えています。

結果

四半世紀で1,200人を超える若者が巣立ち、卒業生は12カ国で働き、学んでいます。 公式サイトは、卒業直後の就職率を100%としています。 路上から始まった店は、業界に人を送り出す学校として続いています。

リサーチの視点

支援は「与える側」と「受ける側」を固定しがちです。 KOTOは学んだ人が次の教え手になる循環を名前ごと掲げ、店の日常の中で回してきました。 働く・学ぶ・教えるを分けない設計の実例として収録しました。

MODEL
働く場をつくる
THEME
インクルーシブ / ソーシャルグッド
SOURCE
koto.com.au ↗
最終確認
2026.08.05

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