ルワンダ2004–

Gahaya Links

虐殺後の女性に、かご編みで自立の道を渡す

課題

1994年の虐殺のあと、ルワンダには夫や家族を失った女性たちが残されました。 生計の手段は乏しく、隣人同士が加害と被害に分かれた記憶が、暮らしの中に横たわっていました。 手元に残っていたのは、母から娘へ受け継がれてきた、かごを編む手仕事です。

アイデア

ウガンダの難民キャンプで育った姉妹、ジョイとジャネットは、2004年にGahaya Linksを設立し、女性たちのかご編みを輸出の仕事に変えました。 ルワンダ最古の伝統のかご「アガセケ」は、いまでは統合と和解の象徴として「ピースバスケット」と呼ばれます。 虐殺で家族65人を失った職人が組合長を務め、そこに加害者の親族も加わって編む、という組合も生まれました。 編むことが、収入と、隣人と座り直す時間の両方になっています。

結果

2005年には米国百貨店メイシーズとの取引が始まり、ルワンダの手工芸品輸出の先駆けとなりました。 27人から始まった輪は、公式サイトによれば52の協同組合、5,000人を超える編み手に広がっています。

リサーチの視点

和解は、呼びかけだけでは進みません。 Gahaya Linksは、同じかごを一緒に編んで収入を得るという日常を設計し、その反復に和解を委ねました。 手仕事の商いが対話の器になる、という実例として収録しました。

MODEL
伝統の技を生業に戻す
THEME
インクルーシブ / ソーシャルグッド
SOURCE
gahayalinks.com ↗
最終確認
2026.08.05

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