ブラジル1995–

Fundação Abrinq

企業の子ども支援を、認証で動かす

課題

1990年前後のブラジルでは、児童労働と子どもの貧困が、産業の足元に広がっていました。 企業を告発するだけでは、資金も行動も子どもへ向かいません。 企業を敵ではなく担い手にする道具が、必要でした。

アイデア

1990年、おもちゃ工業会Abrinqの主導で生まれたFundação Abrinqは、1995年に認証プログラム「Empresa Amiga da Criança(子どもの友だち企業)」を始めました。 認証の条件は、自社とサプライチェーンで児童労働を許さないこと、若者への職業訓練と保護された雇用、そして子どもへの社会的投資。 守れば認証マークを名乗れ、破れば失う。企業の評判を、子どもの権利の側に賭けさせる設計です。

結果

2025年の報告では、認証企業の社会活動を通じて約110万人の子ども・若者に支援が届きました。 財団自身も保育や乳幼児期の支援、NPOへの資金支援などを運営し、国際的にはセーブ・ザ・チルドレンとの連携も報じられています。

リサーチの視点

企業の行動を変える最も安い方法は、規制ではなく「名乗りたくなる称号」かもしれません。 Fundação Abrinqは認証という軽い仕掛けで、企業の資金と行動を30年、子どもへ向け続けています。 評判を公共の力に変換した実例として収録しました。

MODEL
払い方を変える
THEME
インクルーシブ / ソーシャルグッド
SOURCE
fadc.org.br ↗
最終確認
2026.08.05

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