アメリカ2011–

Farm Hack

農機具の設計図を、農家同士で共有する

課題

農機具は買うものになり、農家は自分の道具を直すことも作ることも難しくなっていきました。 市販の機械は大規模農業向けで、小さな農家の細かな仕事に合う道具は、市場になかなかありません。

アイデア

2011年、MITでの設計イベントから育ったFarm Hackは、農家自身が作った道具の設計図を持ち寄り、共有し合うコミュニティです。 掲げる自己紹介は「レジリエントな農業のための道具を、農家主導で開発し、記録し、作る」。 温室の見守り装置から根菜の洗浄機、ペダル駆動の除草機まで、設計図はクリエイティブ・コモンズで公開され、各地の集まりで改良が重ねられます。

結果

サイトには少なくとも300点の道具の設計が集まり、静かな時期を経て2024年に再稼働したと報じられています。 絶えていた農具の復刻から低コストの空撮装置まで、農家の発明が国境を越えて共有されてきました。

リサーチの視点

道具の自給は、食の自給と同じくらい農家の主権に関わります。 Farm Hackは「買うか、我慢するか」の二択に、「作って分かち合う」を足しました。 使い手が作り手に戻る回路の実例として収録しました。

MODEL
作り方ごと配る
THEME
持続可能
SOURCE
farmhack.org ↗
最終確認
2026.08.05

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