アメリカ2016–

Everytable

同じ食事を、街の所得で値段を変えて売る

課題

アメリカの都市には、新鮮な食料品店へ歩いて行けない「食の砂漠」と呼ばれる地域があります。 健康的な食事は、しばしば所得で決まる贅沢品になっています。 安くて速い食事ほど体に悪い。この不均衡は、善意の炊き出しだけでは解けません。

アイデア

ロサンゼルスで2016年に始まったEverytableは、同じ食事に地域ごとの値段をつけました。 店を構える地域の所得水準に合わせ、余裕のある地域では高く、苦しい地域では安く。 高い側の会計が、安い側の店を支えます。 さらに、従業員が店のオーナーになれる仕組みを持ち、開業資金なしで低利の融資と長期の研修が付きます。

結果

提供した食事は累計で約1,000万食に達したと公式サイトは掲げています。 学区の給食や職場への配達、高齢者向けの公共プログラムへ領域を広げる一方、ニューヨークからは撤退し、カリフォルニア中心に事業を絞り直しています。

リサーチの視点

同じものに同じ値段、という公平は、届く人を選んでしまいます。 Everytableは価格を固定せず、会計の側で再分配する設計に挑み続けています。 撤退も含めた道のりごと、払い方の実験として収録しました。

MODEL
払い方を変える
THEME
ソーシャルグッド / インクルーシブ
SOURCE
everytable.com ↗
最終確認
2026.08.05

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