インドネシア2014–

Du Anyam

農閑期の女性に、編み仕事で現金収入を渡す

課題

インドネシア東部の東フローレスでは、母と子の栄養不良の背後に、家計の細さが横たわっていました。 土地にはロンタル椰子の葉を編む手仕事が受け継がれていましたが、それは収入の道になっていませんでした。 健康の課題を解くには、まずお金の流れが要る。そういう場所でした。

アイデア

2014年、3人の若い女性がDu Anyamを立ち上げました。 村の女性たちが編むロンタル椰子の雑貨に研修とデザインの手を加え、企業ギフトやホテルのアメニティとして売ります。 編み手は自分の村を離れず、家事や畑の合間に働けます。 母子の健康支援と収入づくりを、同じ手仕事の上で行う設計です。

結果

編み手は50を超える村の1,600人以上に広がり、活動は東ヌサ・トゥンガラから南カリマンタン、パプアへ延びました(公式サイト)。 2018年のアジア大会では、工芸系の企業として唯一の公式マーチャンダイザーに選ばれています。 編み手の所得は4割増え、奨学金や生活必需品のかたちでも村に還っています(同)。

リサーチの視点

支援の入口が健康でも、出口は収入の設計になることがあります。 Du Anyamは土地の手仕事を「母親が村を離れずに稼げる仕事」に整え、健康と家計を同じ回路に乗せました。 伝統の技を生業に戻す型の、東インドネシアでの実例として収録しました。

MODEL
伝統の技を生業に戻す
THEME
インクルーシブ / ソーシャルグッド
SOURCE
duanyam.com ↗
最終確認
2026.08.05

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