台湾2008–

大愛感恩科技

捨てられたペットボトルを、支援の毛布に変えた

課題

台湾には、慈済基金会の回収拠点に通い、ペットボトルを一本ずつ手で分別するボランティアたちがいます。 一方、災害の現場ではいつも毛布が足りません。 集まり続ける資源と、届けたい支援。ふたつは近くにあるのに、つながっていませんでした。

アイデア

2008年、慈済の理念に共鳴した5人の実業家が出資して大愛感恩科技を設立しました。 ボランティアが集めたペットボトルを買い取り、フレークから繊維へ、繊維から毛布や衣類へと自社で仕立てます。 利益は全額、慈済の災害支援と公益活動に還元されます。 善意で集められたものを、善意のかたちのまま製品に変える、一本通しの仕組みです。

結果

再生された毛布は30を超える国の被災地へ届けられ、支援を受けた人は80万人を超えます。 回収したペットボトルは、2017年5月末までの累計で5億3,600万本を超えました。 ポロシャツやタオル、シーツへと、製品の幅も広がっています。

リサーチの視点

リサイクルの価値は、素材の値段だけでは測れません。 大愛感恩科技は、拾う人の思いが最後まで薄まらないように、回収から製品までをひとつの流れとして設計しました。 素材の循環に支援の循環を重ねた事例として収録しました。

MODEL
ごみを製品に変える
THEME
持続可能 / ソーシャルグッド
SOURCE
daait.com ↗
最終確認
2026.08.01

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