日本2011–

チャリボン

古本の買取金額を、NPOへの寄付に変える

課題

本棚の整理で出てきた本は、捨てるには忍びなく、売るには手間です。 一方で、活動資金を必要とするNPOは、寄付の入口を増やしたくても手段が限られていました。 家に眠る価値と、社会の必要。ふたつの間に道がありませんでした。

アイデア

長野・上田の古書店バリューブックスが2011年に始めたチャリボンは、古本の買取をそのまま寄付に変えます。 読み終えた本を送ると、査定された買取金額が、自分で選んだNPOや大学に寄付されます。 手放す人はお金を出さずに支援ができ、団体は新しい寄付者と出会えます。 本の循環を担う本業が、そのまま寄付のインフラになりました。

結果

累計の寄付額は2025年8月に8億円を突破。約2,800万冊の本が、延べ30万人の手で寄付に変わりました(公式発表)。 参加する団体は、NPOから大学まで216にのぼります。 運営元のバリューブックスは2024年、B Corp認証を取得しました。

リサーチの視点

寄付のハードルは、金額より「財布を開く」という行為そのものにあります。 チャリボンは本棚に眠る価値を寄付の原資に変え、支援の入口を財布の外につくりました。 既存の商流を寄付の回路に転用した実例として収録しました。

MODEL
払い方を変える
THEME
持続可能 / ソーシャルグッド
SOURCE
charibon.jp ↗
最終確認
2026.08.05

一覧へ戻る